ビートルズ、これはまさにライブ感覚アルバムだ!プリーズ・プリーズ・ミー

今回からビートルズのアルバムをひとつひとつ簡単ではありますが、エピソードや曲などの紹介を
資料や私独自の感想などを織り交ぜ進めてまいりたいと思います、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

第1回目はセオリーどおりアルバムプリーズ・プリーズ・ミーからです
まずは、このアルバムのエピソードから少しお話しします、

皆さんも知ってられることもあるかとは思いますが最後までお楽しみください。

 

 

 

 

 

 

一番有名なエピソードとしてはこのアルバムは一日で

録音されたというデビュー作であるということ
そして、ほぼ一発どりのライブ感覚の録音ということ、

実際には何テイクかとられているがオーバーダビングも
少しはされているのです、アルバムを聞いてみるとわかるのですが、

ほかのアルバムと比べて雰囲気が違うというのが
よくわかるのではないでしょうか、

 

 

 

この時期、彼らは、移動を重ねながら毎晩2ステージをこなすという

過酷なイギリス・ツアーを行っていた。このレコーディングが、

その合間を縫って行われたものであることを考えると大した成果だったとも言える、

非常に疲労困窮のなかで行ったのがよくわかると思います、

特にボーカルを聞いてみると声がガラガラだったりする
曲が何曲もあったり体調が悪かったりする中レコーディングをしています、

でも彼らは鍛えられた下積み時代の過酷なライブ活動がこれを支えていました。

 

 

 

 

 

 

 

それではアルバムエピソードは簡単にこれぐらいにして

アルバムの中から何曲か解説をしていきたいと思います。

 

 

Love Me Do

 

1962.10.5発売のまさしく彼らのデビューシングル

ポールが10代半ばに作った曲、ジョンも少し手伝ったとされている
ポールがリードシンガーを努めているが、実は当初はジョンが受け持つ案が

あったとか曲にハーモニカをいれていくというなかで

ハーモニカを吹きながらリードボーカルは取れない、

当時はまだまだ一発どりが支流の時代、プロデューサーのジョージマーチンがそれを気づき、

ポールにとらした、だが自分が歌うと思ってなかったので彼のソロパートを聞くと緊張が
伝わってきます、少し声が震えているようにも思えます、ここにデビューの初々しさをかんじれますね。
コードとしてはG、C、Dでほぼ作られているシンプルな曲です

 

 

 

 

 

 

Please Plesae Me

第2弾シングルとして発売された曲、2枚目にして全英1位にを獲得、

この曲こそ初期のサウンドの魅力が詰まっている最初の作品だ、

カモン カモンの響きのカッコ良さが最大の聞かせどころでしょうか?ジョンのボーカルに併走する
ポールのハーモニー、そしてポールとジョージの後追いコーラスが若き日の力強さ炸裂、

この曲の聞かせどころです、

もともとはゆったりとしたテンポの曲だったが軽快なサウンドへ変更されました。

 

 

Ask Me Why

この曲はシングルプリーズ・プリーズ・ミーのB面の曲、

ジョンとポールの共作だがこれがA面でも良いなという位
すてきな曲だ、別のシングルA面として出してもいいんじゃないかと思われる、

このノスタルジックな曲調何度聞いてもつややかで初期の作品のなかでもいいなと思わせる、

そして軽やかなドラミング、コーラスもいい
これはポールではなくジョンが歌ったのが正解だと思うほど彼が主役である。
そして、個人的には最後の終わり方にはこれはこれでいいかとは思うが少し不満が残るエンディングだ。

 

 

 

 

 

 

 

I Saw Her Standing There

言わずと知れたこのアルバムのオープニング曲、

]ポールが60、61年ごろに書いたものにジョンが手伝ったもの
若き日の彼らのエネルギーがあふれ、ライブで鍛え抜かれたビートルズの勢いが表れたナンバーである
なんといってもイントロの1-2-3-4で始まるポールのカウントがあまりにも印象に残る、

その勢いのまま曲が始まる、まさしくこのLPの一曲目にふさわしい

針を落とした瞬間にこのカウントが始まる、完璧というしか言えない。

 

 

 

 

 

 

 

Twist And Shout

このアルバムの最後を飾るにはふさわしい曲、

オリジナルではなくアイズレーブラザースのカバーであるが完全に
ビートルズの曲と言っても過言でないぐらいのできだ、

オリジナルはファラセットやホーンセクションを多用した曲であるが
ビートルズはロックンロールで固めジョンの強烈なシャウトを前面に押し出したのだ、

しかしこのボーカルはすごい、何度聞いてもジョンのシャウティングボーカルがすごすぎる、

このアルバムのレコーディングの最後の最後に
録音されたもので、彼らは忙しく一日でライブ感覚でとるを趣旨にしたという点もあり、

ジョンの声が限界に達してたそれが最後のカッーという溜息?にも表れている、

 

 

 

 

 

 

Do You Want To Secret

ジョージがこのアルバム2曲のリードボーカルをとったうちの1曲、

まだ彼にはこの時点でオリジナル曲をもっていなく
ジョンが作った曲である、ほんとにシンプルでたわいもないかわいい曲に思えるのだが、

ジョンとポールのハーモニーが曲を盛り立てている、深いエコーがなんともいい、

イントロのジョージがつま弾くギターもいい感じだ。
もともとこの曲は他のアーティストに提供していて1964年に全英2位のヒットとなっていたらしい。
また、ジョンはこの曲を自宅のトイレでデモテープをとったと言っている、

なぜなら音が良くて響くからと、
曲にエコーが聞いているのはその影響かもしれないですね?

 

 

 

 

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Posted by J.B