これを聞けばOK!60年代洋楽の名盤 パート13
ザ・ビートルズ[ラバーソウル]
このアルバムは1965年発売の彼らの6枚目のもの。音楽的に幅を広げようと、
従来の枠にとらわれたロック・バンドから抜け出そうとしていました。
そこに出てきた曲、ノルウェーの森ではシタールを導入し、ミッシェル、ガールでは当時はやっていた、
バーズやボブ・ディランからのフォーク・ロック
サウンドを取り入れ、楽器の幅なども広げていきました。
このあとのリボルバーで完全に音楽的に移行していきます。こうして見ると、少しづつですが
サイケの時代のにおいがしているような気がします。アルバム全体にそれが感じられます。
で、お奨め曲は、トップにはいっているドライブ・マイ・カー
イントロのギターとベースが最高、そして上記にあげた、ノルウェーの森、
ミッシェル、ガールなどがあります。この他にもあげたら全部になるほど
名曲ばかりです、彼らの前期の作品の中では、最高峰ではないでしょうか、
ローリング・ストーン誌の選ぶオールタイム・ベストアルバム500では
ベスト5にもランクインもされているようです。
ザ・ビートルズ[リボルバー]
このアルバムは1966年発売の7作目。アルバムタイトルは日本に初来日したときに、
彼らを警備していた警察官がつけていた拳銃をみてつけられたもの。
そうこの年最初で最後の日本公演を日本武道館でおこなったのであります。
その時の警備がすごかったので、目についてつけたということ。
で、このアルバムは彼らのなかでは少しマイナーな感じがしますね、
サウンドも時代を先取りしてかサイケデリックなものもあります、もちろんかれら
特有のメロディの美しい曲もはいっていますが、少しマイナーかもしれません。
というのは、このアルバムからはシングルカットはエリナー・リグビー
1曲だけです。このころからシングルはシングル、アルバムはアルバムとなっていったようです、
この少し前にシングルのみでペーパーパック・ライターを発売しています。
でも私個人的には好きなアルバムです。この中のお奨めは、タックスマン
アンド・ユア・バード・キャン・シング トゥモロー・ネヴァー・ノウズ
ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエアなどです。
サウンド的には彼らの変換期と言ってもいいかもしれません。
アルバムジャケットはアート的でグットですね。
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