これを聞けばOK!60年代洋楽の名盤 ロック編パート2

これから60年代のロック名盤を聞こうとしているあなたにとって、
何から聞いたらわからないですよね。

 

60年代のロックというのはロックがシングルからアルバムの時代に
そして世の中に大きな意味を持ち始めた出て来た時代です。

 

シンプルな60年代前半、多様化していき今に繋がる60年代後半
その中から初めての方がどのアルバムがいいのか選ぶのは少し大変でしょう,

 

そこでここでも、世論的に有名な名盤やこのサイト独自ではありますが
おすすめの名盤を解説、紹介していきます、
数多くある名盤からあなたにとっていいものが見つかれば幸いです。

 

今回は多様化してきた60年代後半の名盤2つを紹介します。

 

 

クリーム[グッバイ・クリーム]

 

 

このアルバムは1969年に発売された、彼らのラストアルバム、
ライブ音源3曲とスタジオ録音3曲という少ない曲の構成でありますが、内容はグットなもの。
ただラストアルバムではあるが解散後にリリースされているので
ちょっとその意味でふにおちないところがありますが、

 

 

スーパーグループというのはなかなか長続きしないもので、
私個人的にはもっと長くやってよい曲を提供して欲しかったと思います。
スタジオ録音3曲はメンバーがそれぞれ一曲ずつ個々に持ち寄った曲、
ここらへんからグループ間がよくなかったことが伺えます、

 

 

でも楽曲はすばらしくとくにクラプトンが持ってきた、「バッヂ」はとくに有名、
親友であり、ビートルズのメンバーである、ジョージ・ハリソンとの共作で、
彼もギターで参加しています。現在のクラプトンのライブでも演奏されています、

 

 

あとは即興演奏が聴きモノの「アイム・ソー・グラッド」ライブ演奏だけに
迫力とパワーはすばらしいものがあります。
このグッバイ・クリームも全米チャート2位となり、ラストアルバムとして成功を収めました、

 

 

この後、クラプトンはベイカーとブラインド・フェイスを結成し、
クリームは残念ながら終わってしまいましたが、2005年に一夜限りの再結成をしています。

 

 

クリームもハードロック系のイメージがありますが、
今から見るとブルースを基盤とした幅広い演奏をするロックバンドに思えます、

 

 

いずれにしろこういうスーパーグループはなかなか出てこないでしょうね。
この時代はほんとよかったのかもしれません。

 

 

 

 

 

ドアーズ[ハートに火をつけて]

 

 

ドアーズは、1967年デビューのアメリカのロックバンドで、
ジム・モリスン(リード・ボーカル)、レイ・マンザレク(オルガン、キーボード)、
ロビー・クリーガー(ギター)およびジョン・デンスモア(ドラムス)の四人で結成。
このアルバムの第2弾シングル[ハートに火をつけて]が大ヒット、トップバンドとなる。

 

 

 

ジム・モリスンのルックスと革パンツでのステージ・パフォーマンスで当時のポップ界における
セックスシンボルの一人となった。また下品な話だがステージでオナニーをやったのが
彼がはしりだとか聞いた憶えがあります。彼は年々パフォーマンスが派手になり、
まあそれも麻薬からきているのかなとも思おもったりしてます。

 

 

 

当時のインタビュー映像を見たことがありますが、
目の視点がいっちゃってるなと思ったりしました。いやーちょっと怖いなーといった感じでした。

 

 

しかしながら、サウンド的には個性的な歌詞、
レイ・マンザレクのオルガン演奏は絶品、演奏力もすごいです。
それと映画「地獄の黙示録」にこのアルバムから「ジ・エンド」が使用されたのは有名な話。
この映画も3時間ぐらいあったかなー、しっかりとビデオですが見ました。

 

 

90年代にもオリバー・ストーン監督による映画「ドアーズ」が公開され、
ビデオで見ましたが、そのときまだまだ人気は不動だなと感じ、モリスンを演じた
ヴァル・キルマーもはまり役でかなりの熱演だったと記憶しています。