これを聞けばOK!60年代洋楽の名盤 パート10

今回は前期のビートルズのアルバムを2枚紹介します。

 

ビートルズ [ヘルプ]

 

 

このアルバムは1965年に発売された彼らの5枚目のもの。
そして「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!-A Hard Day’s Night 」につぐ
第2弾の映画にもなりました。1作目はモノクロ、この2作目はカラー作品です、
時代を感じてしまいますが、昔のLPで言うとA面が映画の収録曲
B面がアルバム用に作られたもので、全14曲入りです。

 

 

このアルバムにあのポップス史上であまりにも有名な「イエスタディ」が収録されています。
今では音楽の教科書に載っているぐらいのスタンダードですね。
この映画ヘルプは、当時はやっていた007の映画を意識して作られた、コメディタッチの
作品といったところですね、ここでのお奨めは、もちろんヘルプ、
のちにカーペンターズやディープパープルがカバーしたりしました。

 

 

そして、ザ・ナイト・ビフォア、ミドルテンポのノリのいい曲、悲しみはぶっとばせ、
ジョンレノンが当時ボブ・ディランの影響を受けてつくった曲などなどです、
個人的には好きな曲が多いので、あげればお気に入りが多くなってしまいそうです、
まあ、シンプル聴き易く、ノリのいいものが多いですね。

 

 

 

ザ・ビートルズ[フォー・セール]

 

このアルバムは1964年に発売された彼ら4作目であります。
彼らが本当に売れていて、忙しい時期に録音されたとあってか?
全14曲中6曲がカバー曲8曲がオリジナルという構成、
前作ハード・デイズ・ナイトは全オリジナルだったので、

 

 

そのへんは少し残念といった感じだが、
私の中でもちょっと前期のアルバムの中では印象が薄いところ、
でもそこはさすがにビートルズちゃんとこなしていて聞かせてくれていますし、

 

 

印象が薄いといっても好きな曲は多く、挙げれば多くなってしまうようなのです。
で、ここでのシングルビックヒットはエイト・デイズ・ア・ウィーク、のみですが
日本ではロック・アンド・ロール・ミュージックがシングルカットされてヒットしたようです。

 

 

あとは、アイム・ア・ルーザー、ベイビーズ・イン・ブラック
なんかがお奨めです。そしてなんといっても日本で有名なのがミスタームーンライト、
これは66年にビートルズが来日した際、テレビで車で羽田空港から首都高速に乗って
ホテルへ向かうところでバックに使われていたジョンが歌う有名なナンバーです。