これを聞けばOK!60年代洋楽の名盤 ロック編パート3

これから60年代のロック名盤を聞こうとしているあなたにとって、
何から聞いたらわからないですよね。

 

60年代のロックというのはロックがシングルからアルバムの時代に
そして世の中に大きな意味を持ち始めた出て来た時代です。

 

シンプルな60年代前半、多様化していき今に繋がる60年代後半
その中から初めての方がどのアルバムがいいのか選ぶのは少し大変でしょう,

 

そこでここでも、世論的に有名な名盤やこのサイト独自ではありますが
おすすめの名盤を解説、紹介していきます、
数多くある名盤からあなたにとっていいものが見つかれば幸いです。

 

今回はアルバム発売は80年代と90年代ですが、
サウンドや設定が60年代を再現しているという点で
60年代のカテゴリーに入れました。そのおすすめの2枚を聞いてください。

 

 

ユートピア[ミート・ザ・ユートピア]

 

 

このアルバムは、1980年発売の彼らの6枚目、
ユートピアといえばあのマルチ・プレーヤーで、
数々の有名アーティストをプロディースしているトッド・ラングレンのバンド、
トッド・ラングレン自身でも、たくさんのアルバムを出し有名ですが

 

 

 

このアルバムミート・ザ・ユートピア(Deface The Music)は、
かなりビートルズを意識したというか、わざとバロデった作品。
ほんとこれはビートルズというか60年代の曲って感じで、
PVでもそれっぽくやってます。

 

 

私自身はじめてこのアルバムに針を下ろしたとき、
これはビートルズだ60年代だと即思いました。
彼自身もビートルズ影響が強いようで、
これぐらいの曲は簡単に書けると言わんばかりの勢い、
それぐらいの才能の持ち主であります。

 

 

そして他のメンバーも才能溢れたものが揃っていました。
ミート・ザ・ユートピアトップに収録されているI Just Want To Touch You
邦題が「抱きしめたいぜ」はそのもの抱きしめたいかフロム・ミー・トゥ・ユー、
シー・ラヴズ・ユーなどを完全に意識したものとなっています。

 

 

 

あくまでもパロディですからこのへんは楽しむという感じで聞けたらよいのでは、
でも曲は非常に良い曲なのでのれるし何度も聞きたくなります。
そして彼らも真剣にこのアルバムを作っていますね。
まあビートルズが好きなひとには、たまらないアルバムかもしれません。

 

 

 

 

 

 

ワンダース[すべてをあなたに That Thing You Do]

 

 

このワンダースのすべてをあなたにというアルバムは、
実は、映画のサウンドトラックで、実在しないグループなのです。
知っているかたもいらっしゃると思いますが、
1996年にあのハリウッド俳優トム・ハンクスが、初監督 脚本 主演した映画なのです。

 

 

60年代、1曲のヒット残して去っていったロックバンド ワンダースが、
アメリカの片田舎のローカルバンドから幸運にも恵まれ、全米1の人気を獲得するが、
あっという間に消滅するというストーリーを描いたものです。究極の一発屋とでもいいましょうか、

 

 

で、サウンドは、ほんとに完璧なまでに60年代を再現しています、
知らないで聞いていれば、その当時作ったものにも聞こえてきます、
映画のほうも同様で60年代の雰囲気が出ています、
まあ少し懲りすぎかなってところも感じますが、
でもここまでするのもトム・ハンクスの力量なんでしょうか。

 

 

トム・ハンクスもビートルズの大ファンで60年代のロックグループの映画をとりたかった
のでしょうね。その証拠にジョージ・ハリスンの追悼コンサートにも出ていました。
わたしはこの映画も曲もお気に入りで何度もみました、
60年代の空気って新鮮で、人間も素直というかなんとも言えないですね。