これを聞けばOK!70年代洋楽の名盤 パート36
ジェフ・ベック[ワイアード]
彼は言うまでもなく、イギリスを代表するロックギタリスト、
ヤードバーズ、ジェフ・ベックグループ、BBA、をへてソロ活動へとはいります。
ヤードバーズでは、ジミー・ペイジとツインギターで編成、
ジェフ・ベックグループでは、コージー・パウエル、
ロッド・スチュワート、ロン・ウッドらともに活躍している。
いまではみんな超有名なビック・アーティストたちと競演していますね、
このメンバーでやってほしい気はしますが・・・
で、このアルバムは、ソロ活動にはいってからの作品で、
全編インストゥルメンタルアルバムであり彼が新鮮な立場で意欲的に取り組んだものであります。
これの前作ブロウ・バイ・ブロウも同じく全編インストゥルメンタルアルバムでこの系統としては
ビックヒットをはなちプロデューサーにビートルズを手がけたジョージ・マーティンを起用したのも有名、
で、話をこのアルバムに戻すと、前作がフュージョン色が強い仕上がりだが、
これはジャズロックとでも言おうかかなりテンションの高いものになっている、
ベック自身も競演のジャズ系ミュージシャンらに
強く影響されブライドにも火がついた作品だ。
曲はトップに入っているレッド・ブーツは最高、とくにリズム・セクションには
初めて聴いたときはぶっ飛びましたね、今きいてもすごい。
あとはグッドバイ・ポーク・パイ・ハット、蒼き風 – Blue Wind が最高、
ロックファンのみならず、ジャズファンにも聴いてもらいたいアルバムです。
シカゴ[シカゴ5]
シカゴをわたしが初めて聴いたのは1982年発売のシカゴ16にはいっている、
素直になれなくて-Hard To Say I’m Sorry という曲でした。
自身の世代的にもここからしかはいれなかったということもありましたが、
これはほんとによいバラードで大ヒットしました。
で、今回紹介するのは、それより10年さかのぼることになる5枚目の彼らの作品、
シカゴ5です。それまでの彼らの作品は政治的なメッセージを意図したものが多く
すこし玄人っぽいかなと言う感じですが、この頃からポップになり、聞きやすくなったのです。
まあそれまでも大きなヒットも飛ばしていますが、
この頃からが好きです。とくにこのアルバムのシングル曲Saturday in the Park
とDialogueは非常によいですね、
やはりそのアーティストを気に入ったら誰でもすることなのですが
さかのぼって聴くということはいいことだと思います。
長くやっているアーティストたちはとくに感じます。
彼らもそうでシカゴ16のころとは違った印象をうけて気に入ってしまいました。
また彼らの特徴としてバンド内にブラス・セクションを持っているというところがいいですね。
Saturday in the Parkは肩の力を抜いて聴ける軽快な曲、素直になれなくて
の印象からはまったく違いますし まあ、メンバーも変わっているですが、
聴いてみてください。
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